離婚後の仕事探し ~ 国・地方自治体主導の制度とは?

離婚後 仕事

世の中には様々な職業斡旋サービスが溢れていますのが、本記事では公的な機関による職業斡旋について紹介します。

マザーズハローワーク(国の支援)

1番ポピュラーな仕事探しの場としては公共職業安定所(ハローワーク)を思い浮かべるかもしれませんが、子育てをしながら職探しをする親のための職業支援を行っているマザーズハローワークも全国に沢山存在します。

ちなみに名前に「マザー」とありますが、男性の利用も可能です。所在地の一覧は、厚生労働省の公式ページからダウンロードできます。

参考 マザーズハローワーク・マザーズコーナー厚生労働省

マザーズハローワークの特徴

マザーズハローワークの特徴について説明します。

特徴#1) きめこまかい対応

担当者制・予約制であり、個々の状況に応じた再就職実現のため計画を一緒に練ってくれます。

特徴#2) 仕事と子育て両立を踏まえた求人情報提供

求職者の希望やニーズに合った求人の開拓も業務の一つになっていますので、子育てしやすい仕事を探すことができます。

特徴#3) 保育関連サービスの提供

地域公共団体と連携して、保育所・地域の子育て支援サービスに関する情報を提供しています。

特徴#4) 子供連れでも来所しやすい

キッズコーナーやベビーチェアも設置してありますし、キッズコーナーには安全サポートスタッフもいます。

母子家庭等就業・自立支援センター事業(自治体主導)

マザーハローワークが、「職探し」を中心にしたサービス提供であるのに対して、母子家庭等就業・自立支援センターではもう少し幅広いサービスを提供されています。

設置場所については、厚生労働省のホームページをご覧下さい。

参考 母子家庭等就業・自立支援センター事業について厚生労働省

特徴#1) 就業支援

無料職業相談を受けることができます。また電子メールでの相談も可能です。

特徴#2) 在宅就業支援

在宅で就業する必要性が高い方に向けて、在宅就業のためのスキルアップセミナーを受講することができます。

特徴#3) 就業支援講習

就業準備のためのセミナーや、資格を取得するための就業支援講習会の開催を行っています。

特徴#4) 地域生活支援

生活支援の相談や、養育費の相談にのってもらえます。ひとり親家庭への手当等は、各自治体により取り組み度合いに差がありますので、直接職員の方に相談してみましょう。

特徴#5) 面会交流支援

離れて暮らす子どもと面会するための相談にのってくれます。

公共職業訓練

スキルアップや資格取得のサービスには様々なものがありますが、公共職業訓練を利用するという手もあります。

公共職業訓練の種類

想像以上にたくさんの職業訓練の種類があると思いますので、是非とも一度チェックしてみましょう。

例えば公共職業訓練校による訓練もありますし、委託訓練といって、大学や民間の専門学校での訓練もあります。

詳しい情報は、厚生労働省の公式情報を確認してください。

参考 公共職業訓練コースの検索について厚生労働省

公共職業訓練のメリット

公共職業訓練のメリットは4つあります。

公共職業訓練のメリット
  1. 授業料・受講料が無料
  2. 教材費は安価に購入可能
  3. 雇用保険受給資格者への優遇処置
  4. 給付金の対象となる可能性アリ

以上のうち、3、4について補足します。

雇用保険受給資格者への優遇処置

離婚前に会社に勤めていて雇用保険の受給資格のある人は、交通費の支給や失業給付の延長などの優遇処置を受けることができます。

ひとり親家庭の母は給付金の対象となる可能性

ひとり親家庭の母は、「自立支援教育訓練給付金」や「高等技能訓練促進費」の対象となることがあります。

自立支援教育訓練金とは、「雇用保険の教育訓練給付の受給資格がないひとり親家庭の親が指定教育訓練講座を受講した場合、修了後に経費の20%(上限10万円)が支給される制度」です。

また高等技能訓練促進費とは、「仕事または育児と修行の両立が困難なひとり親家庭の母が、保育士・看護師・介護福祉士・理学療法士・作業療法士などの資格取得のため、2年以上養成機関などで修行する場合に、全期間支給される制度」のことです。また修了後に入学支援修了一時金が支給されます。

以上の制度を利用する場合は、かならず各都道府県または市区町村の窓口に、事前相談する必要がありますので注意する必要があります。