本レポートは、離婚を切り出されて「どうしよう・・・」と悩んでいる方のために執筆しました。混乱している頭を整理する上で役立つはずです。是非とも最後までお付き合いください。それでは早速、はじめましょう。
わたしの両親には離婚危機が2回ありました。1回目はわたしが子どもの頃、母親のストレスが爆発し、包丁をぶん投げて冷蔵庫に刺さったことがきっかけです。母親はいつも「あきら(わたしの名前)・・・あなたが大人になったら絶対に離婚するからね。」と繰り返していました。
2回目はわたしが高校3年生でこれから大学受験というタイミングで、父親の浮気(疑惑)が発覚したことがきっかけです。九州男児で威厳の塊だった父親が、「全財産やるから離婚してくれ!!!」と土下座しながら母やに懇願している姿をみたときは衝撃を受けました。
1回目は母親の離婚要求を父親が拒否しました。2回目は父親の離婚要求を母親が断固拒否しました。結果どうなったか???わたし自身、本当に信じられないのですが、わたしの両親はいまでも離婚していないし、孫の顔の世話をしながら二人で喜んでいます。
なぜわたしの両親の話をしたのか?それは2つのことをあなたに伝えたかったからです。
まずは1つ目は「離婚を回避する可能性はある」ということです。
もし配偶者が本気で離婚したいのであれば、形式的にあなたの意見を聞くかもしれませんが、それより先に別居したりあなたには理解ができない行動をしているはずです。その場合にはすでにあなた自身が「もう話し合ってもムダ」と感じているはずです。
逆に配偶者があなたに「話し合い」を求めているのであれば・・・・離婚を回避できる可能性はゼロではありません。配偶者は「離婚したい」と要求してはいますが、その要求に応じるかは「あなた次第」という状況を他の誰でもない配偶者自身がつくっていることに希望があるのです。
つまりあなたは配偶者より有利な状況にいるのです。なぜならば配偶者は「離婚したいからあなたにも離婚に応じてほしい」とお願いしているからです。一般的にお願いしているほうが「下」、お願いされているほうが「上」なのです。
次にあなたに伝えたいことは「夫婦関係のカタチは変わっていく」ということです。今後あなたが一緒に暮らしていくのは、一度はあなたとの関係を解消しようとした人間です。離婚を回避できたとしても、また「離婚したい」と言い出してくるかもしれないし、逆にあなた自身が「離婚したい」と願うようになるかもしれないのです。
「離婚を回避できるチャンスがあるが、今後の夫婦関係のカタチは変わっていく」ということ前提に考えると、重要なポイントは「あなたはどうしたいのか?」という一点に絞られるのです。なぜでしょうか?
2018年にお亡くなりになった女優の樹木希林さんは、内田裕也さんとの婚姻関係を生涯にわたって解消しませんでした。内田裕也さんとの間に子どもが生まれてからも、内田裕也さんが破天荒な行動をしつづけても婚姻関係を解消することがなかったのです。
樹木希林さんの話で伝えたかったことは、配偶者がどうあれ「自分がどうしたいか?」ということがブレなければ「どうすればいいか?」と悩むことはないということです。あなたは「離婚したい」のでしょうか?それとも「離婚したくない」のでしょうか?
あなたの方向性は決まっているでしょうか?もしあなたが「どうしたいのか?」ということを自分自身でわかっていない場合、これからも配偶者の発言や行動に振り回されることになるでしょう。
そして自分の言葉や行動に一喜一憂しているあなたの姿を確認した配偶者は、これからもっと図々しくなるかもしれません。もしかしたら「わたしは離婚せずに我慢しているんだから、あなたもいろいろなことを我慢したり努力すべきだ」というような主張をグイグイ押し付けてくるかもしれません。
離婚を切り出されたあなたが「離婚する」にせよ、「離婚しない」にせよ、夫婦関係を超えた「基準」つまり「あなたが実現したいこと」(あなたの進むべき方向性)というものがなければ、糸の切れた凧のように不安定な状態に陥ってしまうのです。
是非ともこの機会に立ち止まって、あなた自身がどうしたいのか?ということについて考えてみてください。もし悩んでも答えがでないのであれば、以下のレポートを参考にしてください。
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