離婚後に再婚する?しない?

離婚した後の再婚についてですが、「二度と結婚なんてしたくない」という人もいれば、「いい出会いがあればその人と一緒に暮らしたい」という人までさまざまな考え方があります。

そこで今回は「わたしは40歳独身です。結婚願望はないのですが、どう思いますか?」という女性の悩みに対する作家の佐藤優さんの回答を紹介したいと思います。

佐藤優とは?

日本の元・外交官、作家。学位は神学修士。同志社大学神学部客員教授、静岡文化芸術大学招聘客員教授。 在ロシア日本国大使館三等書記官、外務省国際情報局分析第一課主任分析官、外務省大臣官房総務課課長補佐を歴任。

再婚するべきでしょうか?

2020年3月19日(木)のニッポン放送「ザ・フォーカス」にて、以下のような質問が寄せられ、佐藤優さんが回答するという場面がありました。

41歳独身女性からの質問

結婚は必要だと思いますか?41歳独身です。この年まで独身だと逆になにかあるんじゃないか?といわれることもあります。でもわたしは仕事が楽しく、あまり生活を変えたくないので結婚願望はありません。こうした考え方は変でしょうか?

佐藤優さんは、以下のように回答しました。

佐藤優さんの回答

わたしの周りでもそういう友人もいるし、そういう考え方をしている人もいるのですが、わたしはそういう人に聞かれた時にこうアドバイスをしています。

60歳以降の自分の像を考えておきましょう。

60歳以降にグループホームで誰か友達と住む体制にするのか?そうじゃない場合においては、60歳以降も働きつつ健康管理しながらいずれは終の棲家として老人ホームを見つけるのか?もし老人ホームなら入所金はいくらなのか?考えておいた方がいいですよ。

40代に入った場合には、自分の終着点というかたちで60歳以降、すなわち80代の自分の像を考えて、その時の準備をしておかないと。

結婚しているということはある意味ではお互いにもたれあうという安全弁になっているんで、それを全部自分で引き受けるってことになるのですから、その組み立てを考えなさいよということをアドバイスしています。

無理に結婚することはないと思いますよ。

全部引き受ける覚悟はあるか?

20代、30代で離婚する場合には、「離婚すれば人生リセットできる」というような考え方も通用するかもしれませんが、40代以降になると両親も高齢になっているでしょうし、誰かに頼りたくても頼ることが難しくなってきます。

ですから「何が何でも幸せになる」と覚悟を決めて幸せになるためのコストを喜んで支払うことが重要になるわけですが、「どこを目指すのか?」ということが曖昧な状態だと「わたしはなんのために頑張るのか?」と不安な気持ちになってしまうでしょう。

だからこそ「自分は将来どうなりたいのか?」という質問が子どものときよりも重要な意味をもってくるわけですので、「60歳以降の自分の像を考えておきましょう。」という佐藤優さんからのアドバイスを真剣に受け取るべきでしょう。