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特有財産と共有財産の違いとは?

特有財産と共有財産の違いとは?

財産分与の大きなテーマの一つが特有財産共有財産の違いです。

「特有財産」なのか「共有財産」なのかで衝突するトラブルは珍しくありません。

なぜならば、夫婦生活の中で財産の管理が曖昧になってしまうからです。

そこで本記事では、特有財産と共有財産の違いについて掘り下げて紹介します!

特有財産を主張する予定がある方は是非とも参考にしてください!


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特有財産と共有財産の違いとは?

【目次】

  1. 特有財産と共有財産の線引き
  2. 特有財産の主張が難しい理由

財産分与

特有財産と共有財産の線引き(1)

特有財産と共有財産の線引きをハッキリさせておきましょう。

共有財産とは、婚姻中に夫婦が協力して形成した財産のことです。

一方で、特有財産とは婚姻生活の有無とは関係なしに発生する財産のことです。

特有財産の例として、「婚姻前の貯蓄」や「相続で得た財産」などが挙げられます。

共有財産と特有財産の定義がハッキリしています。

「共有財産と特有財産の線引きでトラブルになるの?」と思うかもしれません。

しかし実際には、特有財産と共有財産の線引きでトラブルになることは珍しくありません。

なぜ、特有財産を主張することが難しいのでしょうか?

特有財産であると主張することが難しいのは、証拠を提示することが難しいからです。

実は、財産分与において、特別な事情がない限り財産は共有財産と見なされるのです。

つまり、特有財産を主張するためには証拠が絶対に必要になるのです。

では、なぜ特有財産であると証明することが難しいのでしょうか?

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特有財産の主張が難しい理由(2)

  1. 管理が曖昧
  2. 形を変えている

管理が曖昧(2-1)

結婚してから、自分の口座の管理を配偶者に任せていませんか?

もし、自分の資産の管理を他人に任せているなら赤信号です。

例えば、夫が婚姻前に貯めた貯蓄が500万円あったとします。

そして、離婚時点での貯蓄額も500万円だったとします。

この500万円が印字された銀行通帳が手つかずのまま残っていれば安心です。

しかし、資産管理を配偶者に任せていたら特有財産だと主張するのは難しいです。

なぜならば、当時の500万円がそのまま残っていることの証明が難しいからです。

過去に引き出したプライベート資金の用途を全て覚えている人は稀でしょう。

形を変えている(2-2)

特有財産が形を変えて存在していることもあります。

例えば、親からもらった現金は特有財産です。

しかし、親からもらった現金をそのままにする事は稀でしょう。

以下に挙げたような様々な用途につぎ込んでいることもあるでしょう↓↓

  • 不動産購入の頭金
  • 住宅ローンの返済
  • 投資マンションの資金
  • 金融商品の購入

また、特有財産を元手にした投資による利益があれば問題はさらに複雑になります。

投資で得た利益を全て特有財産としてカウントする正当性はあるのでしょうか?

実は、特有財産の維持に配偶者が関わった場合、全てが特有財産にならない可能性があります

特有財産の一部を配偶者の持ち分として認めた判例もあるので注意する必要があります。

いずれにせよ、特有財産を主張する場合、証拠収集が最優先事項です!

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まとめ

特有財産と共有財産の違いは理解できましたか?

特有財産があるなら自分で管理しましょう。

特有財産か形を変えているなら、その変遷を証明する証拠を収集しましょう!

さて、最後に1点だけ補足しておきます。

多くの人が勘違いしやすいのは、「名義」と特有財産との関係です。

例えば、マイホームのうち9割を夫、残し1割を妻が所有していたとします。

もし、マイホームを婚姻期間中に購入したなら基本的に全額が共有財産です。

財産分与で、夫が9割、妻が1割を所有すると考えるのは誤りです。

マイホームの一部が特有財産だと主張する場合には「証拠」が必要になります。

以上のように、財産分与は簡単なようで勘違いしやすいテーマです。

財産分与の基本的な知識をおさらいしたい方は、以下の記事をご覧ください↓↓

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